大学院|Graduate School

研究室の紹介

修士・博士課程への進学を検討しているみなさんへ

当研究室では自然界に存在する未知の毒性物質について, 機器分析とバイオアッセイを駆使して分子構造の解明に取り組んでいます。さらにスペクトルデータに基づき標品合成にチャレンジするとともに, 得られた標品を用いて環境動態(自然界での分布状況, 存在形態)や毒性の強さを明らかにします。

また, 化学物質が生体内に取り込まれたのち代謝を受けると, 分子構造がどの様に変化し, 最終的にどの様な物質へ行き着くのか, 体内運命を明らかにする研究にも取り組んでいます。

修士・博士研究で使用するおもな実験機器を紹介します。

◆ガスクロマトグラフ-質量分析計(GC-MS)

◆液体クロマトグラフ-質量分析計(LC-MS)

◆マイクロプレートリーダー

◆NMR(全学共同利用機器)

本研究室で習得・経験できること

◆ 河川水, 土壌, 食物などから, 生理活性物質や毒性物質の単離・精製技術
◆ NMRやMSデータからの分子構造の推定
◆ 環境・生体試料の微量分析法
◆ 基礎的なバイオアッセイ
◆ 基礎的な有機合成法
◆ 化学物質のリスク評価法
◆ 海外での学会発表や国際専門誌への投稿など先端研究への挑戦
◆「危険物取扱者」,「環境計量士」など化学・環境関連の国家資格の受験サポート

お問い合わせ先

terasaki@iwate-u.ac.jp

岩手大学大学院 総合科学研究科理工学専攻・物質化学コース(環境化学研究室)
寺崎 正紀

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